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通信制高校と高卒認定どっちがいいの?

コラム

高校を中退した人や高校に行かなかった人が大学、短大、専門学校に進学したいとなった時、通信制高校に行くか、高卒認定を取得するかという大きく2つの選択肢があるかと思います。
それでは、通信制高校と高卒認定、結局どっちがいいの?と考える人も多いのではないでしょうか?

ここでは、通信制高校と高卒認定の違いについて見ていきたいと思います。 それぞれの違いについて、しっかりと理解した上で自分に合った進路を選んでいきましょう。

通信制高校ってどんな学校?

通信制高校とは基本的に毎日学校に通う必要がなく、主にインターネットなどを活用して単位を取得していく学校です。
元々は学校に通うことが困難な社会人の人向けに設置された学校ですが、現在は学力不振やいじめ、先生になじめないことなどから不登校になった生徒が多く利用している学校になります。

通信制高校卒業には最低3年が必要!

通信制高校は全日制高校と違って、毎日登校する必要はなく、自分のペースで高校卒業を目指せるというメリットがあります。
ただ、高校を卒業するには最低3年間は在学し、卒業条件をクリアしなければなりません

また、通信制高校を3年で卒業できるとは限りません。

74単位を取得すれば卒業できるのですが、全日制高校や定時制高校と違って、何年間で卒業しないといけないという在籍期間の上限がありません。
在籍期間の上限がないというのはメリットでもありますが、上限がないがために、だらだらと卒業までの時間が伸びてしまう可能性があるというデメリットもあるかもしれません。

高卒認定試験ってどんな試験?

次に高卒認定試験についてですが、高卒認定試験(正式名称「高等学校卒業程度認定試験」)とは、様々な理由で、高校を卒業できなかった人や高校に進学しなかった人のために、文部科学省が実施している国家試験のことです。
以前は「大学入学資格検定」(大検)と呼ばれていましたが、平成17年から名前が変わり、多少の変更点が加えられて、現在は高卒認定試験として年に2回、8月と11月に実施されています。 高卒認定試験を受験して合格すれば高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」と文部科学省に正式に認定してもらうことができます。

ですので、高卒認定試験は16歳以上であれば誰でも受験可能で、合格すれば、大学、短大、専門学校、それから、全ての国家試験の受験資格が得られることになります。

高卒認定試験は高校卒業の学歴ではない!

高卒認定試験に合格したとしても、「高校卒業」にはなりません
ただし、履歴書の学歴欄には「高等学校卒業程度認定試験合格」と書くことはできます。

最終学歴は??

高卒認定試験に合格して、大学・短大・専門学校への進学をすでに考えているのであれば、その進学された大学・短大・専門学校があなたの最終学歴になります。
就職する際に、企業に見られるのは「最終学歴」です。


いかがでしたでしょうか? 通信制高校と高卒認定について見てきましたが、参考になりましたでしょうか?

本コラムを執筆しているのは高卒認定専門校です。
でも、だからといって、高卒認定を無理に勧めるつもりはありません。

皆さんが本当に良く考えて最善と思える道を進んで頂きたく思います。

ただ、今本コラムを読んでくれているあなたが、16、7歳であれば通信制高校も選択肢としてあるかと思いますが、今あなたが18歳以上であれば、今から卒業まで3年間という時間が必要な通信制高校と、最短半年で取得可能な高卒認定試験、どちらが良いのでしょうか?

最終学歴の問題についても、大学や短大、専門学校にすでに進学すると決めているのであれば、最終学歴はその大学や短大、専門学校の「卒業」ということになります。

ここまで読んで頂いたあなたが本当に最善と思える道を選んで頂けたらと切に願って、本コラムを終わりにしたいと思います。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。