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高校卒業認定試験は、何歳から受験可能?

コラム

高卒認定試験 (高等学校卒業程度認定試験)は、それぞれの理由で、高等学校を卒業できなかった人の学習成果を評価し、高等学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格すると大学・短大・専門学校への受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。

文部科学省

昔は何らかの理由で高校を卒業できなかった方々が大学進学のため、高校卒業程度を認めてもらうために受験していた高卒認定試験・・・
最近は学習スタイルが大きく変わり、高校へ進学せず、早々に高卒認定試験を受ける方も増えています。それぞれ、皆さん将来についてしっかりした計画があり、時代の変化ではないかと思います。

J-Web Schoolの卒業生の中でも留学準備を早めにしたいことから、高卒認定試験を準備する方が多くおられました。

ところで、「高卒認定試験」は何歳から受けることができるか気になりますよね!

高卒認定試験を受験できる歳は?

高卒認定試験の受験資格は「16歳以上で高卒資格がない方」と文部科学省のホームページに掲載されています。細かく言いますと16歳以上の条件は「受験する年度内(受験する年の翌年3月31日)に満16歳以上になる人」のことを言います。

例えば、2019年度8月または11月試験を受ける視点で15歳の方でも、2020年3月31日までに満16歳になれる方であれば、受験資格があると言えます。

中学校を卒業してない場合は受験できない?

中学校を卒業していなくても「 受験する年度内(受験する年の翌年3月31日)に満16歳以上」であれば、受験できます。また、「高卒認定試験」に合格すると「中学校卒業程度認定試験」にも合格したものとみなされます。

余談ですが、なぜ、高卒認定試験の受験資格が満16歳以上?と思われるかもしれません。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。 義務教育は、これを無償とする。 保護者は、子女を満6才から満12才まで小学校に、その修了後満15才まで中学校に就学させる義務を負う。 市町村は、必要な小学校、中学校を設置しなければならない。

第4条 (義務教育)-文部科学省-

上記の文章を読むとお分かりになると思いますが、 日本は中学校卒業までを義務教育としています。
なので、「 満16歳以上 」という制限があるのではないでしょうか!?

何れにせよ、「高卒認定試験」は新たなチャンスや活用ができる良い制度には違いません。
「高卒認定試験」をお考えている方々であれば、是非ともご活用していただきたいものです。